東京オリンピックを日本以外のところから覗いていたい
目標を立てようと思う。社会人4年目にしてそうするべきだと感じた。
海外の大学院に進学すること。
そして現地の企業で働く。海外で働く日本人になる。
まだまだ先の長い人生で、目標もなくなんとなく生きるよりかは、
きっと目標のために精神をすり減らしながらも進んだ方が、最終的には自分の人生を悔いなく全うできそうだと思った。社会人4年目にして。
社会人3年目の最後に、転職をして社員数が5,000人を超える会社に入った。
もう会社が一つの国みたいになっていて、希望すれば30年後までずっと働き続けられそうな会社だ。役職につけるかはともかく。
先が見えている。安定している。それはとても良いことのはずだが、それでいいのか?と問いている自分が自分の中にいる。
「本当は自分は海外に住みたいのでは?今の会社でそれは難しいのでは?」という声を無視しないことにした。
目標を立てた。自分に自信を持つことにした。
振り返れば高校時代早稲田大学に行こうと決め、その旨を親に伝えた時、鼻で笑われた。
「もっと下の偏差値の大学をよく探しなよ」と。
2014年3月に浪人も留年もせず、早稲田大学を卒業した。
行く先はわからない。でも自分に自信を持って向かいたい先が決まっているのならば、実現できそうな気がする。
と今年26歳になる人間は思うのだった。